2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

早稲田大学高等学院…校歌は大学と同じ「都の西北」

前身は、1899年開設の東京専門学校予科である。設置者は学校法人早稲田大学。略称は「早大学院」「学院」「早高院」など[注 1]。高等学院では、生徒達は「学院生」と呼ばれ、正式な書類や掲示など様々な場面でもこの通称が使われている。 旧制以来の伝統とし…

開成高校…東大合格者数全国ナンバーワンを40年間キープ

高等学校では、高等学校第1学年に限り、中学校から入学した内部進学生(旧高生)と、高等学校から入学した外部進学生(新高生)を別クラス(5組・6組)にするが、高等学校第2学年からは旧高生と新高生を混合したクラス編成とする併設混合型中高一貫校。 1学…

麻布高校…私立御三家のひとつで自由な校風が多彩な人材を輩出

高等学校においては生徒を募集しない完全中高一貫校である。 東洋英和学校普通科学校長江原素六が、同東洋英和から尋常中学校として分離独立させて創立したのが麻布の始まりで、同校創立以来、江原に形影相伴う存在だった清水由松がこの時に参集した。1900年…

筑波大学附属駒場高校…開成や麻布に合格しても国立の「筑駒」を選ぶ理由とは

1947年(昭和22年)に、旧制東京農業教育専門学校の附属新制中学校として設立された国立学校。その後、1952年に東京教育大学附属駒場中学校・高等学校(通称は「教駒」)と改称した。国立の中学校・高等学校では唯一の男子校でもある。筑波大学の附属校であ…

筑波大学附属高校…東京高等師範附属だった国立大学附属高校の[老舗]

1888年(明治21年)に高等師範学校(官立)の尋常中学科として江戸幕府直轄の昌平黌跡に設立されて以来、120年以上の歴史を有する国立の進学校。旧制中学校であった戦時中には特別科学学級が設置された。 1950年より男女共学となり、現在は中学校、高校とも…

戸山高校…追いつき追い越せのスパルタ教育、日比谷をライバルに

1888年設立。都立高校では前身時代を合わせると二番目に古い歴史を持ち、府立四中を前身とする[1]。進学指導重点校に指定されており、土曜授業試行校でもある。文理分けをしないいわゆる「教養主義」を採用し、理数系教育に力を入れてきたことから国公立大学…

西高校…東京西部を代表する都立のナンバーツー

都立ナンバースクールの府立十中を前身とする。通称「西高(にしこう)」。校則のない自由な私服校であり、学問を探究するアカデミックな校風である。 戦前から戦後にかけて、武蔵野台地のベッドタウン化を背景に進学実績も急伸し始め、1950 - 60年代のいわ…

日比谷高校…輝かしい歴史を誇る東京の旧一中

東京のエリートコースといわれた戦前の「府立第一中学→第一高等学校→東京帝国大学」および戦後の「→麹町中→日比谷高→東大」の一角を担った学校である。戦前、愛知一中(現:旭丘高校)、神戸一中(現:神戸高校)と並び「一中御三家」とも称された。 近年で…